りんごやりんごジュースを買う前に、ぜひおさえておきたいポイントを紹介しましょう。りんごの選び方や食べ頃、保存方法などを解説いたします。せっかくの美味しいリンゴですから、より美味しく食べたいものですね。
よく色で見分けるのは避けた方がいいという方がいます。これは虫除けの袋に入っていたものは綺麗な色がでるけれど、無袋の方が美味しさは上だからということだそうです。でもお店に並んでいるものだとどちらかわかりませんよね。基本的には、色つやがよいものほど甘みが強く、味も濃いといえます。上の部分だけ赤く、下が青いものはまだまだ若いリンゴです。下までしっかり色づいている赤いリンゴを選びましょう。
りんごに含まれる香り成分の大半、実はアルコール類。他にもエステルやカルボニル、酸類といった香り成分が含まれています。よく熟したりんごほど甘くフルーティな香りを出すと言われています。
実の良く締まったものを選びましょう。つるやおしりの周りが引込んでいて変形しているもではなく、全体的にカタチが良いものがいいでしょう。あと、ツルがみずみずしく、はりのあるものは新鮮であり、しなびているのは鮮度が落ちていますよ。ツルが太ければ栄養がたくさん吸収できるため、美味しいりんごの目安になるかもしれません。
買ったりんごは、冷蔵庫に入れておきましょう。ここで大切なのは、密閉すること。リンゴはエチレンガスを多量に発生させるので一緒に置いてあるほかの果物の熟成を早め、早く痛めてしまうからです。りんごをむいた場合は、すぐに変色するので、その場合は、水1カップに塩を小さじ1/5程度の薄い塩水につけておくと変色が防げます。
売られているリンゴジュースは、瓶詰めやパックに入ったものがほとんどです。密閉された状態なら1〜2年くらい持つそうです。ただ一回あけてしまうと、酸化してしまうため、早めに飲む方がよさそうです。