リンゴがカラダの健康に効果のあることを探ってきましたが、ここでは昔から人々の間で伝わってきた民間療法について解説してみましょう。どれも科学的な根拠があるわけではないのですが(もしかしたらあるかもしれませんが、私は科学者ではないのでわかりません)、意外と効いたりするかもです。興味があれば調べてみてください。
慢性頭痛にには、リンゴ酢と同量の水を容器に入れて沸かし、ゆっくりと温めていきます。そして湯気が出始めたら顔に蒸気を当ててみてください。くれぐれもやけどに注意!
りんごは食物繊維の一種ペクチンが豊富に含まれていることは紹介しました。この食物繊維には腸を整える作用があります。ゆえにリンゴが便秘にも下痢にも効くといわれています。
下痢の時は、りんごを皮ごとすりおろしたものを食べてみましょう。また便秘のときは、リンゴと人参を皮ごとおろし、それぞれのしぼり汁を朝食の30分前に飲んでみるのがいいと言われています。
お肌にも効果があります。りんごにはカリウムが多く含まれているので、塩分も排泄してくれます。またリンゴ酸とクエン酸が乳酸を減らし、お肌の新陳代謝を活発にしてくれます。身体の中から美白にしてくれることはもちろんですが、ここでひとつ民間療法的な方法をおしえましょう。石鹸でまずはよく洗顔してください。その後、りんご酢とはちみつを大さじ1杯ずつ入れた水でもう一度洗顔してみましょう。あら不思議!お肌がツルツルです。
りんご酢とはちみつを大さじ2ずつコップに入れて水を加えてうがいしてみましょう。のどの痛みが和らいできますよ。今みたいにうがい薬がなかった頃は、風邪をひいたらこうやって直していたのですね。