主要3県でほぼ独占！
日本でのリンゴの生産地は、青森県と長野県、岩手県でそのほとんどが占められています。リンゴは雨の少ない、寒い地方が産地として適しているからです。最南端は長野県周辺になり、これ以南ではリンゴはつくられていないため、関西や九州地方では、長野のりんごが多く出回っているみたいですね。収穫時期は早いもので8月下旬から開始され、だいたい10月くらいには市場にでまわります。品種によっては、3月くらいまで林檎を楽しむことができます。
青森県 36万9,000トン
長野県 16万6,000トン
岩手県 4万6,000トン
（平成16年 農林水産省統計）
青森派？長野派？
これは私の個人的な感想です。私をはじめ、ウチの家族はみんな長野産のリンゴやりんごジュースが好きなんですよね。甘いというか味が濃いというか。リンゴは青森が有名だけれども、なんか長野産の方が美味しいような気がしていました。そこで調べてみると、ちゃんとした理由があるそうです。りんごの甘さの決め手は気候、寒暖の差が関係することがわかってきました。長野県の方が青森県よりも日照時間が長く、りんごに太陽のひかりが降り注ぎ、そして夜になるとその分気温が下がる。ということは寒暖の差が大きく、その分林檎の甘さが増すと言うわけだそうです。長野や青森、岩手のりんごや林檎ジュースを取り寄せてみて、食べたり飲み比べてみると、確かに違いってわかるものですよ。ぜひ試してみて下さい。
