林檎の種類っていくつあるの?

    2万5,000。この数字なんだかわかりますか?実は世界中にある林檎の種類の数なのです。実際、私たちが多く目にするのはそのなかでも20種類くらいでしょうか。昔から日本のリンゴ栽培においても、数多くの品種が外国から取り入れられたそうです。その数はおよそ1,000以上とも言われています。その中で現在残ったのが、20種類くらいというわけ。まさに選ばれ、大切に育て上げられた品種なんですね。日本の気候・風土や私たちユーザーの嗜好にぴったりとあっているのも並々ならぬ先人の努力の賜物なのです。

    新品種は偶然うまれることもありますが、たいていは2種類の花粉を交配育成させることで生まれます。なかには10年をたってから突然実をつけることもあります。新品種として私たちの前に颯爽とデビューするのは、いろいろな試験を繰り返して、普通20年くらいかかるみたいです。こう聞くと、なんだかありがたいですね。

    さて、日本人がよく食べ主要品種として人気の高い「ふじ」や「つがる」は、昭和の初期に始まった品種改良の成果と言えるわけです。近年になってようやく主要品種として普及するようになってきました。

    人気のリンゴを丸かじり!

    日本で特に人気のあるりんごを選び、紹介してみましょう。収穫期や交配種もあわせてしらべましたので、ご紹介しますね。スーパーや八百屋さんにいって選ぶ時の参考になればウレシイです。もちろんりんごジュースの味も、絞るリンゴの種類によって違うんですよ。

     

    【ふじ】果汁が豊富なうえ味のバランスもよく、甘みと香りが強いです。果肉はしっかりしていてシャキッとした歯ごたえを楽しめます。蜜入りのものは、特に美味しいと評判です。貯蔵性も高く、他の種類に比べて長持ちするどうです。現在生産量、人気とも日本では最上級のりんごで、世界の品評会でもグランプリを得た優良品種です。私はリンゴジュースでこの「ふじ」をつかっているものが、甘みがいっぱいあって好きですね


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    収穫期:10月下旬〜11月上旬

    交配種:デリシャス×国光

     

    【つがる】「ふじ」に次ぐ国内生産高を誇っています。りんごといえば、冬に市場に出回るイメージがありますが、夏の終わり頃から店先に並ぶのはこの「つがる」です。名前から津軽地方が収穫場所と思われがちですが、あくまでも品種名で、各地で生産されています。味は適度に甘く、酸味はやや少なめです。

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    収穫期:8月下旬〜9月下旬

    交配種:紅玉×ゴールデンデリシャス

     

    【ジョナゴールド】昭和45年に日本に渡来したアメリカ産の林檎です。甘味、酸味がほどよくブレンドされたサッパリした味わいです。ジュースやお菓子などにもよく使われます。

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    収穫期:10月中旬〜下旬

    交配種:紅玉(父)×ゴールデンデリシャスl

    【紅玉】昭和45年に日本に渡来したアメリカ産の林檎です。甘味、酸味がほどよくブレンドされたサッパリした味わいが特徴。そのまま食べるというよりも、ジュースやお菓子などで馴染深いリンゴです。

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    収穫期:9月下旬〜10月下旬

     

     

    その他に「王林」「新世界」「芳明」「ゴールデンデリシャス」「千秋」「北斗」「祝」「さんさ」「ハックナイン」「スターキング」「むつ」「陽光」「アルプス乙女」「国光」「やたか」「家隆」「世界一」「メロウ」「秋映」「高嶺」などの品種が日本で作られています。

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